奥多摩湖（小河内ダム）

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　都民の水瓶として建設 　　トップへ

建設当時の小河内ダム

　都が江戸時代に移り、人口増加に伴い多摩川から羽村の堰から玉川上水が作られました。この水は人々に供給するされ、分岐された用水が周辺の各地にひかれ農産物も大量に作られるようになりました。
　『明治時代中期になると、東京は目覚ましく発展し、人口は急激に増加していきました。それに伴い給水の需要も高まり、水道の拡張計画が推し進められていきました。

慰霊碑が祀られています

　しかし、水道需要の伸びは予想を超えたものであり、その対策として昭和７年、多摩川に大貯水池を作る案が、東京市議会において可決されました。
　昭和13年に着手した建設事業は、第二次世界大戦による中断など幾多の困難を乗り越え、また、建設に対する地元関係者の深いご理解と移転等のご協力を得て昭和32年11月26日に完成しました。 　このダムの建設に当たり、945世帯の方々が故郷を離れ、また工事中不幸ににして、朝鮮人６名を含む87名の方々な亡くらなれました。
　このように小河内ダムは、多くの方々に支えられて完成しました。』
（奥多摩　水と緑のふれあい館の展示より）

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小河内ダムゲート周辺のマップとダムゲート下の発電設備

　多摩川上流部には川やダムの水を、利用した発電所があります。小河内ダムを含む多摩川上流部には、４つあります。上流から昭和32年運用開始の小河内ダムの『第１発電所』、昭和６年運用開始の『氷川発電所』、平成12年運用開始の『白丸発電所』、白丸の調整池から導水路を利用した昭和６年運用開始の『御岳発電所』となっています。
　ここ小河内ダムにある多摩川第一発電所は、東京都西多摩郡奥多摩町にある発電所です。 ここで作られた電気は、交通局の送電線を経由して、約6キロメートル下流にある東京電力株式会社の変電所へ送られています。

　奥多摩　水と緑のふれあい館 　　トップへ

■開館時間：AM9:30〜PM 5:00　入館料：無料
■休館日：水曜日（水曜日が休日の場合は翌日　年末年始（12/28〜1/4)
■アクセス：奥多摩駅（西東京バス）20分→奥多摩湖バス停 徒歩１分
■住所：東京都西多摩郡奥多摩町原５番地 ■電話0428-86-2731

小河内ダムの大駐車場の隣にある「奥多摩　緑と水のふれあい館」。館内１階から見たスロープ。


最上階にある土産物店。　同じ階にあるレストラン。

展示室には、民俗資料がいろいろと展示されています。

　奥多摩湖（小河内ダム）の春 　　トップへ

奥多摩湖畔にある大型の東屋でゆっくりすることが出来ます。　小河内貯水池管理事務所に一番近い「ふれあい館隣接駐車場」

　湖面に浮かぶ巡視艇の「みやま号」とダム周りの景色。　この時期は透明度はとてもクリアー。

　奥多摩湖いこいの路 　　トップへ

左ーダムの堰を渡りきった箇所から駐車場方面を望む。　　　右ー奥多摩湖いこいの路の入口。

奥多摩湖いこいの路を入ると案内図があります。片道は約12kmで山のふるさと村へ着きます。

　大麦代駐車場からの小河内ダム遠景 　　トップへ

２つ目の大麦代駐車場からの小河内ダム遠景。

遠くから見た小河内ダムの水門と奥多摩 水と緑のふれあい館が並んで見えます。大麦代駐車場は木々が多い所です。

　小河内ダムの水門に近い「ふれあい館隣接駐車場」と「大麦代駐車場」は、大麦代トンネルを通らずにバイパスがあり、直結していますので。「ふれあい館隣接駐車場」が混雑している場合はこちらを通って移動することが出来ます。