新たな趣味として、サイクリングを始めてみよう! 奥多摩川等:2002年〜2012年の釣り紀行
自転車は気軽でお手軽に行動範囲を広げてくれる乗り物です。
初めは小さなお子さんの送り迎えや買い物などから接する方が殆どです。しかし、気分転換に隣の町の大きな公園や、買い物施設などと行動範囲を広げていくとサイクリングが出来るんじゃないかと自信がついてきます。最初は往復10km程度から徐々に伸ばしていくと次第に片道30kmも可能な行動範囲となります。サイクリングをする自転車は、前後カゴ付きの自転車ですと重量が20kg位ありますので、街中の平坦な道のみでしたら可能ですが長距離になるとかなり体に負担がかかります。
サイクリングを可能にしてくれる自転車の条件として、外装変速機付きで急な坂道を走るときは前にも複数のチェーンリング(ギア)があると、さらに変速の幅が広がり体の負担を調整してくれます。
長距離を走る時にトラブルが起きた時です。街中のように自転車店がありませんので修理は自分でやらなければなりません。特に突発的はトラブルはパンクが殆どですが、起きた時の対応として車軸はクイックリリースのほうが修理がしやすいです。
この条件に適合する自転車の種類としてロードタイプ、マウンテンバイク、クロスバイクとなります。これから揃える方は、予算内で出来るだけ軽いものを選びます。
青梅街道に近いJR青梅線の駅 アイコンクリックで駅紹介
青梅街道に近い駅: 奥多摩駅 白丸駅〜 鳩ノ巣駅 古里駅 川井駅 御岳駅 澤井駅 軍畑駅 二俣尾駅 石神前駅 日向和田駅電車利用で輪行でも行ける奥多摩:近隣のJR青梅線の駅 アイコンクリックで駅紹介
※上記駅のうち、奥多摩駅、古里、川井駅、御嶽駅、沢井、日向和田の各駅は比較的青梅街道に近い駅です。 |
輪行でも行ける遠距離サイクリング(クリックで拡大できます)
遠距離サイクリングを行なう方法は、目的地までの道を自走する方法と電車などを利用して自転車を運ぶ「輪行」があります。この輪行は、サイリング途中で疲労が酷かったり、怪我をしたりした場合復路で自転車を輪行袋に仕舞って電車を利用する方法があります。
また、目的地近くの駅まで自転車を運び到着駅で組み立てて、復路を自走する方法があります。この方法は走りたい場所までの疲労がありませんので、サイクリングを楽しむことができます。
左の写真は改装前の青梅線軍畑駅で、奥多摩駅方向からの帰途で体調が悪くなった時に自転車を分解して、輪行袋に入れ電車を待っている時に撮影したものです。この軍畑駅は御岳駅などと違い山腹にあるので、輪行利用の駅としては除外した方がいいかもしれません。
もう一つのメリットとして、自動車に乗せて出かけた場合と違って行動が自由に出来るので、自動車の場所へ戻ることなく自由に行動が出来ることでしょう。
サイクリングの服装など
サイクリングの服装は、季節にもよりますが伸縮性が良いサイクリングウェアーが最適です。幅の細いスポーツ自転車のサドルは、シティサイクルと違って、長時間の走行で股間の尿道周辺などが痛くなってきます。その対応策としてサイクリングパンツがあり、これには股から後ろにかけてネオプレーン素材のような衝撃吸収パッドが入っているので、痛みは雲泥の差があります。
次に万が一の転倒事故などでの体を守るには、頭部はヘルメット、関節のパッド類もあると安心ですが、一般道路の場合はパッドは逆に動きづらくなる可能性があります。指切りグローブは、転倒時に手のひらの怪我から守ってくれます。
ロードレーサー等では、ペダルにビンディングタイプが使われていますが、観光を兼ねての場合、専用シューズは非常に歩きにくいのでフラットペダルの方がいいかもしれません。
サイクリングに使う自転車
サイクリングで長距離を走らなければならない場合、疲れないような車体が必要です。前述してましたが、6速以上の多段変速自転車(8~10速がベスト)があると歯の枚数が接近しているクロスレシオだと変速しても重さの差がすくないからです。タイヤに関しては細い方が走行抵抗が少ないのでペダルが軽くなります。しかし、高圧にしなければならない為に路面の荒れを拾います。太いタイヤに比べ段差などは注意が必要です。
ハンドルについては、ロードレーサーのドロップハンドル、ブルホーン、フラットバーなどがありますが、フラットタイプは押さえが効きますが、手首に負担がきます。ドロップタイプは乗車体制を選べます。個人的にはブルホーンタイプが好みです。乗車体制はシティサイクル(ママチャリ)が上体が起きてサドルも大きくて近距離に使うには最高です。スポーツタイプに近いのが、クロスバイクで、フラットに近いハンドル、多段変速(フロント3枚もあり)で幅広く使用できる自転車です。私がサイクリングに使う頻度が高いのは、軽いフロントサス後ろリジットのマウンテンに走行抵抗の少ないタイヤの組み合わせしたものが多いです。
タイプ違いの自転車の特性
上にある画像は所有している自転車ですが、左からフロントエアサス付き、戦後サス付き、クロモリロード、フルカーボンロードバイクとなります。左から細かく説明すると、軽量EastonUltraLight+SDIエアーサスのルイガノXC-RACE。次はジェイミス・ダカールエクスプレス、共にタイヤは走行抵抗の少ないスリックタイプを履いています。 マウンテンタイプでサイクリングに使うにはこの様にタイヤの変更が必須です。走行距離の比較的長いサイクリングには、フルサスはリアサスが沈み込み、踏み込みのパワーが全て推進力にはなりません。結局チョイ乗り用となっています。
結局フルサスは、機能が増えた分車体が重く、漕ぐたびにショックが上下の動きを吸収するのでパワーが後輪にうまく伝わりません。本来は軽度なダウンヒルに使うものですが、せいぜいポタリング程度の使用となります。その反面サスのお陰で路面の凹凸の吸収は抜群です。
さて、ロードの最初は、現在は少ない耐久性のあるクロモリ製「ビアンキ・ウイングミラージュ」です。前後ホイールは軽量のCAMPAGNOLO ZONDA(バテッドスポーク)、ハンドルはブルホンバー、クランク・スプロケットはケンタウルに変更。空気抵抗が減るプロファイルのDHバーを装着してあります。ホイールとハンドルを交換しただけでかなり乗り易くなりました。
最後は、所有車の中で最軽量のフルカーボンのラピエール0.95は長距離サイクリングでは、上り坂でのペダルが軽く筋肉の負担がかなり少なくなります。1日の走行距離が100km近くのサイクリングはこの自転車に乗りたくなります。
この中で気軽にサイクリングで利用したくなるのは前サス付きのペダルなしの重量が9.8kgの軽量リジットマウンテンバイクになっています。
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