コールマンのクイックライトです。本来は雲母のグローブですが、変わりにPAYREXの薄緑の印字があるものを装着しています。
ジェネレータは直線状のR-55が付いていますが、円に曲げられたものを見たことがあります。ジェネレータ横のパイプにはMAY 19.1919と刻印されています。燃料蓋は中央にボンピング用の穴が空いています。この頃のランタンはポンプが付いていないため、別に用意する必要があるようです。また長いエアーポンプが横についている物を見たことがあります。ランタンにはポンプがありませんが、話によると自転車の真鍮製の尖ったアダプターを使えるとのことです。
クイックライトは年代によって、ベンチレーターにColemanの刻印があるものがありますが、このランタンにはありません。
この242Cランタンは製造が、1950年3月と刻印されています。初代の242は1932年から1950年まで製造されました。型番は242,242A,242B,242C緑,242Cメッキタンクですで18年もの長い間製造されていました。このランタンは最終型となります。グローブにはSunshine Of The Night印字があり、タンク底にもおなじ刻印があります。ベンチレーターは現在のデザインとは異なり、跡でご紹介致します、220Eも同じような穴があいていて1928年の220から1962年頃の220E,228E(ビックハット)まで続きました。
話はそれましたが、242Cのサイズは200系よりも一回り小型です。同型の242Cにはベンチレータータンクとも深緑のものもが1943から1947年まで製造されていました。このあと全盛時代を築いた200系ランタンが製造されていました。
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