使いやすく電気コードの長さを調整
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収縮チューブを利用しての電気コードの接続
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半田付け後に、熱収縮チューブで覆った電気コード
電線の修理や、電線のサイズ詰め・延長などで電線を切った時に接続部分の保護をしなければなりません。以前は良くビニールテープを巻いて覆っていましたが、時間が経つとネバネバしてきて銅線がむき出しになる場合があります。最近重宝しているのが「収縮チューブ」です。
使い方は、覆いたい部分より少し大きめにカットして、接続前に必ず電線に通しておくことです。安全のためにむき出しになった電線同士が接触して、ショートしないように、接続箇所を段違いに配置して、抜けないようにハンダ付けで確実に固定します。接続後にその部分に収縮チューブを、接続箇所に移動します。その接続箇所を、ドライヤーで加熱すると縮んで覆ってくれます。冷えた後は元の硬さに戻るので、保護のほかに補強の役目もしてくれます。
ここで使った収縮チューブは、一般の電気コード用では6mm径で縮むと3.2mm〜5.4mmに適応します。一緒に写っているものは、4mm径で対応サイズは、2.1mm〜3.6mmとなっています。購入する時は使う電気コードの径を計っておいて下さい。
半田ごてと線状ハンダとハンダペースト 右は収縮チューブ
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ハンダ付けで電気コードの接続をする
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電線同士が接触しない様に抜け難く加工
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互い違いにコードを合わせ、ねじり合わせます。のちにしっかり接続するように半田付けをします。
電気コードをつなげる時には、絶縁された接続コネクターを各線に使ってもOKです。しかし、この収縮チューブを使えば絶縁できます。この場合コードを接続する時にコード同士が接触してショートない様に、長さを互い違いにして接続しておくと安全です。
接続の前に、必ず収縮チューブは繋ぐ前にコードに通しておいて下さい。さもないと、また接続を解かなければいけなくなります。この後銅線をねじって、ハンダ付けをします。
※ご注意!:同じ長さのねじり接続のビニールテープ巻きでは、発火の危険性があります。(NITE実験で発火) リンク>NITEサイト:製品安全ガイド 暮らしに潜む危険(pdf)
熱収縮チューブで覆う
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次に、ドライヤーを用意します。収縮チューブをハンダ付けした箇所を覆うように移動します。
熱を充てると徐々に縮んできます。縮むと移動できなくなりますので充てる前に位置を確認してください。
熱収縮チューブで接続箇所を覆い、ドライヤーで加熱します。
通した熱収縮チューブをドラヤーで温めます。 温度が上がってくると徐々に縮んできますが、チューブ左端はも少し長いほうが良いです。
写真では撮影の為にコードを下に置いていますが、チューブがずれないように手で持ってドライヤーの熱風を満遍なく当てます。 すると段々チューブが縮み始めます。裏面も満遍なく加熱します。チューブ全体がフィットしてきたらここでスイッチを切ります。この時点では、チューブが熱くなっていて、とても柔らかいので、整形したい場合はこの時にやります。常温に戻ると硬くなります。補強も兼ねますので、かなり安心な接続方法だと思います。
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